KOYA › 学びの選択肢 › N高・S高・R高の違いは?ネット通信制高校の比べ方
N高・S高・R高の違いは?
ネット通信制高校の比べ方
「N高」「S高」「R高」という名前は知っていても、何がどう違うのか、他のネット中心の通信制高校とどう比べればいいのかは、意外と整理されていません。結論から言うと、この3校は学費も学びの内容もほぼ同じで、違うのは本校スクーリングの会場だけです。その上で、他校との比べ方も含めて整理します。
本ページはプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます。
N高・S高とは何か
N高等学校(N高)は2016年、S高等学校(S高)は2021年に開校した、学校教育法に基づく通信制高校です。運営はどちらも角川ドワンゴ学園で、2025年4月にはR高等学校(R高)も加わり、現在は「N高・S高・R高」の3校体制になっています。いずれも卒業すれば「高等学校卒業」の資格が得られ、履歴書にも「高等学校卒業」とだけ書けば足ります。
学び方の中心はレポート提出・映像授業・年数日程度のスクーリング(登校授業)で、通学を前提にしない「ネットコース」から、週1〜5日通うコースまで幅広く用意されています。プログラミングやイラスト、eスポーツなど、好きなことを深められる部活動・課外授業が充実しているのも特徴で、「学校に行かない」ことと「好きなことを学ぶ」ことを両立させやすい設計です。
学費の具体的な金額は、コース・学年・就学支援金の適用状況によって大きく変わるため、この記事では金額を断定しません。「何を比べればいいか」という観点を整理し、最終的な数字は資料請求・公式サイトで確認する前提で読んでください。
公式サイトに移動します。資料請求・体験の申し込みは内容を見てから決められます。
N高とS高、何が同じで何が違うか
結論として、N高とS高は学費・カリキュラム・コース体系がほぼ同一です。違うのは、原則として在学中に1度ある本校スクーリング(登校授業)の開催地だけ。N高の本校は沖縄県うるま市、S高の本校は茨城県つくば市にあります。
| N高等学校 | S高等学校 | |
|---|---|---|
| 開校 | 2016年 | 2021年 |
| 本校の場所 | 沖縄県うるま市 | 茨城県つくば市 |
| カリキュラム・コース | 同一(ネット/週1+/週3/週5 など) | |
| 学費体系 | 同一の体系(コース・学年で変動) | |
| 通常のスクーリング日数 | 1・3年次は7〜8日程度、2年次は8〜10日程度が目安(学校の案内による) | |
| 卒業資格 | いずれも「高等学校卒業」 | |
つまり選ぶ基準は「教育の中身の違い」ではなく、本校スクーリングに行きやすい場所か、行ってみたい場所かという、地理的・気持ち的な理由で十分だということです。迷って動けなくなるより、どちらか一方に絞って資料請求してしまってよい部分です。
R高等学校との違いは?
角川ドワンゴ学園は2025年4月、N高・S高に続く3校目としてR高等学校(R高)を開校しました。学費体系やコース構成(ネットコース/週5・週3・週1+コースなど)はN高・S高と同じで、違うのは原則として在学中に1度ある本校スクーリングの会場です。R高の本校は群馬県桐生市にあります。
| N高等学校 | S高等学校 | R高等学校 | |
|---|---|---|---|
| 本校の場所 | 沖縄県うるま市 | 茨城県つくば市 | 群馬県桐生市 |
| コース構成 | 同一(ネット/週1+/週3/週5 など) | ||
| 学費体系 | 同一の体系(コース・学年で変動) | ||
つまりN高・S高・R高の3校は、学ぶ内容ではなく本校スクーリングでどこへ行くかで選んでよい関係です。3校を比較したい場合も、資料請求の段階でどの本校が通いやすいかを聞いておくと安心です。
他のネット中心の通信制高校との比べ方
N高・S高以外にも、ネット学習を中心に据えた広域通信制高校はいくつかあります。ここでは名前を知っておく意味で、運営元と学び方の特徴だけを挙げます。学費や偏差値相当の情報は学校・年度によって差が大きいため、この記事では扱いません。
| 学校 | 運営 | 学び方の特徴 |
|---|---|---|
| N高等学校・S高等学校 | 角川ドワンゴ学園 | ネットコース中心。プログラミング・クリエイティブ系の部活動が充実 |
| クラーク記念国際高等学校 | 学校法人創志学園 | 全日型・オンラインと通学を組み合わせる型など、通学スタイルを複数用意 |
| ワオ高等学校 | ワオグループ(学習塾運営母体) | オンラインの「バーチャルキャンパス」に常時参加する形。毎朝の「朝活」で生活リズムを整える設計(詳細は公式サイトで確認) |
| 鹿島学園高等学校 | 学校法人鹿島学園 | 週2〜5日通学・週1日・自宅学習・家庭教師併用など学習スタイルの選択肢が多い |
比べるときに見るべき観点は、学校名や知名度ではなく次の4つです。
- 学費の考え方。「ネットコースの基本学費」と「通学コースを選んだ場合の追加費用」は別枠のことが多く、パンフレットの一番大きい数字だけで判断すると、あとから追加費用に驚くことがあります。就学支援金を差し引いた「年間の実質負担額」がいくらになるモデルケースなのかを、資料や個別相談で必ず確認してください。
- スクーリングの頻度・場所。年数日で足りる学校もあれば、「バーチャルキャンパス」のように毎日オンラインで参加する仕組みの学校もあります。「今の子どもが、無理なく続けられる形か」で見ます。
- コースの幅。ネット完結のコースだけでなく、状態が上向いたときに週1〜数日の通学コースへ切り替えられるかどうかも、後々の選択肢になります。
- 向く子のタイプ。プログラミングやクリエイティブ系に強みがある学校、大学受験対策に強い学校、地域の学習支援施設と連携する学校など、色が違います。子どもが「好き」と感じる入り口があるかで選ぶと続きやすくなります。
不登校の子にとって、どこを見て選ぶか
不登校の子にとって、通信制高校選びで一番効くのは知名度ではなく、「毎日教室に行く」という一番つらい部分が卒業の条件になっていないことです。その意味では、ここに挙げたネット中心の学校はどこも土台の条件を満たしています。その上で差がつくのは、レポートが止まったときに支えてくれる担任の距離感、好きなことを伸ばせる環境、そして家庭が続けられる費用感の3つです。
N高・S高はこの中でも実績と情報量が多く、比較の基準になりやすい学校です。まずは資料を取り寄せて、コースごとの学び方と費用モデルを具体的に見るところから始めるのが現実的です。
N高等学校
ネットを中心に、レポート提出・映像授業で学び進める通信制高校。オンラインで完結しながら、高卒資格の取得を目指せます。プログラミングやイラストなど、好きなことを深掘りできる部活動やコースも充実しています。ネットコースのほか、通学コースも用意されています。
資料請求から比較するときの進め方
- 資料は2〜3校まとめて取り寄せる。N高・S高だけでなく、通学スタイルの違う学校を1校混ぜておくと、「ネット中心が合うのか、多少の通学があった方がいいのか」の判断材料になります。資料請求はどこも無料です。
- 「年間の実質負担額」を同じ書式で並べる。就学支援金を差し引いた後の金額、コース料金、教材費を1枚の表に書き出すと、パンフレットの見た目に惑わされにくくなります。
- 子ども本人に、部活動・課外授業のページを見せる。プログラミング、イラスト、ゲーム制作など、勉強以外の入り口があるかどうかで、子どもの反応は大きく変わります。「どのコンテンツが気になった?」と聞くところから始めてみてください。
- 個別相談・オンライン説明会を1回は受ける。資料だけでは分からない「担任の連絡頻度」「レポートが止まったときのフォロー」が、質問すれば具体的に返ってきます。
- 時期は焦らなくていい。通信制高校は4月以外の入学・転入を受け入れている学校が多く、中3の秋に決まっていなくても選択肢は残ります。候補が絞れたら、就学支援金の手続き時期だけ早めに確認しておきましょう。
N高・S高を軸に比較を始めれば、他校の資料を見たときも「何を確認すればいいか」の基準ができます。まずは資料を並べるところからで十分です。
よくある質問
N高とS高、結局どちらを選べばいいですか?
学費・カリキュラムは同じなので、原則として在学中に1度ある本校スクーリングの会場(N高は沖縄、S高は茨城)で選んでよいという考え方が基本です。通いやすさや、行ってみたい場所で決めている家庭も多くあります。
R高はN高・S高と何が違いますか?
違うのは、原則として在学中に1度ある本校スクーリングの会場だけです。R高の本校は群馬県桐生市にあり、学費体系やコース構成(ネットコース/週5・週3・週1+コースなど)はN高・S高と同じです。角川ドワンゴ学園グループの3校目として2025年4月に開校しました。
N高・S高は不登校の子でも入学できますか?
不登校を理由に入学を断られることはありません。ネットコースなら在宅で単位を積み上げられ、通学は年数日のスクーリングが中心です。ただし本人の状態に応じてペースを整える必要はあるため、資料請求や個別相談で自宅学習の進め方を確認しておくと安心です。
ネットコースだけで高卒資格は取れますか?
取れます。レポート提出・年数日程度のスクーリング・テストの3つを満たせば、通学コースを選ばなくても高等学校卒業の資格が得られます。ただし学校により必要日数や運用が異なるため、志望校の資料で確認してください。
学費はどのくらいかかりますか?
コース(ネット/通学週1〜5日など)によって大きく変わり、就学支援金の適用有無や世帯収入によっても実費は変わります。断定できる金額はないため、必ず資料請求または公式サイトで「支援金適用後の実質負担額」を確認してください。
N高・S高からサポート校を併用する必要はありますか?
基本的には不要です。N高・S高は学校そのものが担任制やオンラインでの学習支援を備えているため、通信制高校とサポート校の費用が二重にかかる心配は少ない設計です。ただし手厚さの感じ方は子どもによって異なるため、個別相談で不安な点を聞いておくと安心です。
N高とS高の違いは、教育の中身ではなく場所の違いだけ。まずはどちらか一方でよいので資料を取り寄せて、コースごとの学び方と費用モデルを具体的に見るところから始めてみてください。
参考にした情報(2026年9月時点)
N高等学校・S高等学校・R高等学校 公式サイト /
N高等学校・S高等学校・R高等学校 よくある質問(公式) /
R高等学校 群馬桐生本校(公式) /
N高等学校 ネットコース学費案内(公式) /
クラーク記念国際高等学校(公式) /
ワオ高等学校 コース紹介(公式) /
文部科学省 高等学校通信教育について
※ 本記事は随時更新しており、掲載内容は更新時点での当方の最新の整理です(最終更新: 2026年9月)。制度・料金・条件は変更される場合があるため、必ず在籍校・各公式サイトの最新情報をご確認ください。
※ 掲載サービスは、当方が公開情報(運営会社・実績・料金・サポート体制)を調査して選定したもので、当方自身の利用体験に基づくものではありません。効果を保証するものではなく、合う・合わないは必ず無料体験・資料請求等でお確かめください。最新の料金・条件は各公式サイトをご覧ください。
※ 本記事はKOYA(REVIVER合同会社)が運営し、広告収入はKOYAの無料相談機能の開発・運営に充てられます。 運営者・編集方針はKOYAについてをご覧ください。